
物が届く。
在庫が合う。
欠品が起きない。
物流を知れば知るほど、
それが日々当たり前として回っている事の凄みや、
携わる人々の心意気、
仕組みや組織の堅強さに畏敬を覚えます。
欠品が出なかった日。
温度トラブルが起きなかった夜。
店舗から問い合わせが来なかった週末。
どれも、成果としては記録に残りにくい。
ですが、そこには管理者としての判断の積み重ね、
現場最前線の皆さんの汗、創意工夫、弛まぬ努力が確実に存在していました。
センター管理者として駆け出しの頃は、
数字を揃えることが管理だと思っていました。
在庫日数、廃棄率、出荷実績。
表に並べると、安心した気分になる。
ただ、その数字が示しているのは、
「結果」であって「理由」ではありません。
なぜこの在庫水準なのか。
なぜこのエリアだけ欠品報告が多いのか。
なぜ特定の商品だけ、調整が頻発するのか。
そこに答えは書かれていません。
現場を見ないとわからないことが多い。
ただし、現場に入りすぎても判断は鈍る。
その中間に立つのが、この役割でした。
物流センターは、すでに完成された仕組みを持っています。
委託先は専門家で、システムも高度です。
だからこそ、自分の仕事は「動かす」ことではなく、
「どう動いているかを理解し続ける」ことでした。
特に印象に残っているのは、
温度帯をまたぐ調整です。
常温、冷蔵、冷凍、超低温。
それぞれが別の制約を持ち、
一つの判断が、別の領域に影響を及ぼします。
どこかを最適化すると、
どこかに歪みが出る。
それを承知したうえで、
一番無理の少ない形を選ぶ。
完璧な正解は、ほとんどありません。
課長という立場になってからは、
自分が直接判断しない場面も増えました。
代わりに、
「なぜそう考えたのか」を聞く時間が増えた。
答えよりも、思考の道筋を確認する仕事です。
属人化していた業務を棚卸しする過程では、
仕組みの弱さよりも、
人の判断に頼ってきた箇所が浮かび上がります。
それは、誰かのミスではなく、
長年そうやって回してきた結果でした。
この仕事を続けていくうちに、
自分の立ち位置も変わりました。
現場の代弁者でもなく、
経営の代理人でもない。
そのあいだで、
情報の温度を揃える役割に近づいていった気がします。
物流は、目立たない。
ですが、揺らぐとすぐに表に出る。
だからこそ、
揺らがない状態を「当たり前」に保つ。
それが、この仕事の中心でした。
今振り返ると、
何も起きなかった日の連続が、
自分仕事を形作っていたのだと思います。
募集要項
| メインキャッチ | 揺らがない状態を「当たり前」に保つ、物流管理という仕事 |
|---|---|
| 職種 | 品質管理(食品)、生産技術(食品)、工程改善/IE(食品) |
| 雇用形態 | 正社員 |
| 仕事内容 | ■江坂/食品物流を構造から整える課長職/890万〜1020万、年休120日超。 世界に誇る、日本の食エンターテイメント『回転ずし』。 「寿司を世界の日常食にする」という壮大なビジョンのもと、 国内外に多様なブランドを展開し、 業界内で圧倒的な影響力とブランド力を確立している外食産業のリーディングカンパニーが募集する、 物流管理のポジションです。 外食チェーン店舗の裏側で、止まらない供給を支える。 現場とデータ、協力会社をつなぎ、食品物流の全体最適を描くポジションです。 食品を扱う物流は、止められません。 欠品も、過剰在庫も、どちらも現場に負荷を残します。 このポジションが担うのは、そうした日々の揺れを「仕組み」で受け止め直す役割です。 所属するのは、全国に数百店舗を展開する外食チェーンの本部物流部門。 店舗運営と品質維持を支えるため、物流センター機能と本社機能を一体化し、 外部の専門物流会社(3PL)と連携したネットワークを構築しています。 実際の保管・出荷作業は委託先が担いますが、本ポジションは“任せきり”にはしません。 ■日々確認するのは、在庫数量、賞味期限、出荷進捗、欠品報告。 1つ1つの数字はシンプルですが、複数の温度帯(常温・冷蔵・冷凍・超低温)を横断すると、判断は複雑になります。 どこに余力があり、どこが詰まりやすいのか。 数字と現場報告を突き合わせながら、全体を俯瞰して整理していきます。 ■課長職としてまず求められるのは、属人化してきた業務の棚卸しです。 在庫確認、欠品対応、商品手配、倉庫への出荷指示、仕入先調整、各種システム操作。 メンバーが複数業務を兼務する中で、「なぜそうしているのか」が言語化されていない部分を洗い出します。 標準化とは、効率化のためだけに行うものではありません。 判断基準を共有し、再現できる状態にすることが目的です。 ■同時に、日常のオペレーションマネジメントも続きます。 協力会社である物流センター、社内のサポートセンター、仕入先、システム会社。 それぞれ立場や優先順位が異なる中で、情報を整理し、調整し、落としどころを探ります。 感情的な強さよりも、事実の積み重ねと説明の精度が求められる場面です。 ■社内システム(商流管理ツール)に関わる統括業務も重要な要素です。 商品登録、取引先登録、センター依頼。 商品コードや在庫表示の更新など、データの整合性が崩れると、現場の混乱に直結します。 「入力だけの仕事」と誤解されがちですが、実際には業務全体の前提条件を整える役割を担います。 ■月次では、出荷実績や在庫推移を資料にまとめ、経営層や会議体へ報告します。 数字を並べるだけではなく、背景や変化の要因を構造として説明することが求められます。 ここでの視点が、次の改善テーマや投資判断につながっていきます。 ■物流拠点の運用改善も担当領域です。 センタースペースの有効活用、物流関連法規への対応。 短期的な対処と中長期の設計を切り分けながら、無理のない改善を進めていきます。 このポジションは、プレイヤーでありながら、完全な現場担当ではありません。 5名程度のチームをマネジメントし、日々の業務支援と効率化を進めつつ、プロジェクトも並行します。 手を動かす部分と、考える部分。 その配分を自分なりに調整できる裁量があります。 食品物流の経験、小売・外食本部での在庫や調達の経験。 それらが、この役割の判断軸と自然につながっていきます。 構造を理解する人ほど、仕事の輪郭がはっきり見えてくるポジションです。 ■業務内容: ・物流実務(在庫確認、上限設定、賞味期限管理、仕入先対応 等)の全体整理と標準化 ・日常の物流業務の管理・進行状況の把握と業務分担の最適化 ・商品登録・取引先登録・センター依頼など、社内システム(商流管理ツール)関連業務の統括 ・欠品報告や特定エリア(例:関西・首都圏)への対応状況の確認、代替・バックアップ体制の整備 ・在庫情報・商品データ管理システムとの連携(例:商品コードや在庫表示の更新)に関する社内外の調整 ・サポートセンター・物流センター・仕入先・システム会社との実務調整・交渉 ・温度帯ごとの業務(冷凍・冷蔵・常温/特に超低温商品の出荷・欠品管理等)に関する把握と改善 ・月次資料(出荷実績・在庫推移等)の作成、および経営層・社内会議体での報告・説明 ・物流拠点の運用改善(センタースペースの有効活用・物流関連2法への対応)の推進 ・5名のチームメンバーに対する日常業務支援および業務効率化に向けたマネジメント ※各メンバーは「在庫確認」「欠品対応」「商品手配」「倉庫への出荷指示」「仕入先調整」「各種システム操作」など、複数の業務を担当しています。 |
| 勤務地 | 大阪府吹田市江坂町1 |
| 給与 | ■想定年収 890万円〜1,020万円 ■賞与:年2回 ■昇給:年1回 ■住宅手当:33,000円〜10,000円(地域により異なる) ■家族手当:扶養親族につき、最初の1人3000円、2人目以降1000円 |
| 勤務時間 | ■就業時間 09:00〜18:00 ■休憩 60分 ■所定労働時間 08時間00分 |
| 経験・資格 | 【応募に必須の条件】①② ①マネジメントのご経験のある方(管理職未経験・リーダークラスだけの経験も可) ②小売や外食業界での本社・本部組織において食品関連の物流企画業務、在庫管理・発注業務、調達業務のいずれかの経験がある方 ※シフト制(土日出勤も想定)の勤務体制になります 【選考や採用時の待遇で歓迎されるスキルや経験】 ・SCMの策定・構築の経験がある方 ・食品関連の物流・在庫管理や調達の経験がある方 ・三温度帯の物流に関わったご経験がある方 ・Excel中級程度のスキル(VLOOKUP関数やIF関数が使用できるレベル) |
| 待遇、福利厚生 | 社会保険 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 退職金制度 交通費支給 健康診断・人間ドッグ ■住宅手当:33,000円~10,000円(地域により異なる) ■家族手当:扶養親族につき、最初の1人3000円、2人目以降1000円 |
| 休日/休暇 | 休日:シフト制 ※土日出勤の就業体制、シフト制での勤務有 有給休暇 ■日数 入社直後:5日 入社半年経過:10日 最高:20日 ■有給休暇備考 結婚休暇、忌引休暇、災害休暇、公務休暇等あり |
企業情報
| 会社名 | 社名非公開 |
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