『回っているように見える数字』の、危うさについて(ID:1127)|物流プロ.com

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『回っているように見える数字』の、危うさについて(ID:1127)|物流プロ.com

『回っているように見える数字』の、危うさについて

数字が美しい時に限って、
後でヒドい事が起きる、という条理(真理?)。

みなさん、
コトが順調に回っているように見える数字が
いちばん美しいときに限って、
あとで悲劇が起こりがち。

── そんな心当たりはないでしょうか。

業界も職種も関係ありません。
営業でも、企画でも、管理でも、現場でも。
数字が揃い、報告が順調で、誰も困っていないように見えるときほど、
私たちは疑うことをやめてしまう。

私は45歳。物流をデータで管理する仕事に16年携わってきました。

数字は事実を示します。
しかし同時に、 『まだ起きていない問題を隠す』役割も果たしてしまいます。

そのことに何度も痛い目を見て、 私は一つの問いを仕事の中心に置くようになりました。

この数字は、一体、誰の無理の上に成立しているのか?

■うまく回っている現場

ある物流センターの朝です。
WMSの画面には計画通りのデータが並び、 前日の進捗会議も問題なく終わっています。

現場に出ると、作業は驚くほどスムーズでした。
ピッキングは速く、通路に滞留はなく、 誰も声を荒げていない。

ただ一つだけ、数字には出ない違和感がありました。

休憩に入るはずの人が持ち場を離れない。
本来二人で行う工程を一人で回している。
ベテランほど口数が少なく、動きが早い。

数字は守られていました。
だから、その無理は「優秀さ」として扱われていたのです。

■数字が壊れた日

数週間後、その現場は一気に崩れました。
欠勤が重なり、誤出荷が増え、 クレーム対応に追われる日が続いた。

数字が壊れたとき、 現場はすでに限界を超えていました。

振り返れば兆しはあった。
しかし私はそれを、 「改善が進んだ結果」だと解釈していたのです。

油断は、必ず請求書になって戻ってくる。

■疑うという仕事

私は数字そのものを疑うのをやめました。
代わりに、数字の成立条件を疑うようになった。

作業を分解し、時間を測り、例外を拾う。
評価制度や慣習が、 どんな行動を現場に強いているのかを確認する。

すべてを壊して作り直すことはできません。
だから私は、 壁を壊すのではなく、 別の角度から光を当てることを選びました。

■抵抗と未完成

新しい見方は、必ず抵抗を生みます。
慣れた物差しを手放すのは、誰だって怖い。

劇的な改善は起きませんでした。
当初描いた理想とも違う形に落ち着いた。

それでも、 「未完成を前提に改善を続ける」 という姿勢だけは現場に残りました。

■数字より先に違和感を見る

この仕事を通じて、 私は一つの習慣を身につけました。

改善は、数字が崩れる前にしかできない

違和感は、いつも数字より先に現れる

「当たり前」は、設計し続けなければ壊れる

数字が回っているときほど、問いを置く。

この数字は、誰の無理の上に成立しているのか。

だからワタシは
『言葉にならない違和感に、手を入れる』
仕事をしています。

…なんてセリフで締めたいところですが、

本当のところは
『美しい数字を見ると気持ちがフワフワして、つい現場が気になる』

『事務所と現場の往復運動をしていると、地面に足がつく瞬間がある』

という日常を過ごしているのが、実際です…(笑)

募集要項

メインキャッチ『回っているように見える数字』の、危うさについて
職種品質管理(食品)、生産技術(食品)、工程改善/IE(食品)
雇用形態正社員
仕事内容■吹田/食品物流(3温度、3PLと協業・実作業は僅少)センター運営/360万~560万円、土日祝休

舞台となるのは、国内外で600店舗以上を展開する外食グループの国内物流課。

回転寿司を主軸に、居酒屋・持ち帰り寿司など複数ブランドを展開し、
日々膨大な食材が、正確なタイミングで、適切な量だけ店舗へ届けられています。

このポジションが担うのは、
国内すべての店舗に対する商材物流の設計と運用。

具体的には、
・センター在庫の状況を見ながらの移動・調整
・店舗ごとの発注内容の管理
・入庫指示や配送ルートのチェック
・突発的な物流イレギュラーへの対応

どれか一つが滞るだけで、
「今日、店に並ぶはずだった一皿」が消えてしまう。
この仕事は、そうした現実と常に隣り合わせです。

特徴的なのは、データと現場感覚の両立を前提にしている点。
同社では早くからデータ活用に投資し、
売上・来店・天候・時間帯などを掛け合わせて需要を予測。
廃棄ロスと機会損失という、相反する課題を同時に抑えてきました。

国内物流課は、その「数字の示す未来」を、
実際の物流網に落とし込む役割を担います。
データは示唆をくれるものの、最終判断は人が行う。
数字の裏にある店舗事情、繁忙の波、現場の癖。
それらを踏まえた調整力が、ここでは自然と求められます。

入社後は、
・データがどこから来て、どう使われているのか
・配送や納品が、どんな仕組みで回っているのか
・在庫が、どのタイミングで、どう計上されるのか
といった物流の基礎構造から段階的に理解していきます。

物流経験が浅い方でも、
実務を通じてキャッチアップできる設計になっています。
一方で、在庫管理や物流調整の経験がある方であれば、
「この数字、放っておくと何が起きるか」
そんな一歩先の視点を活かせる余地も多く残されています。

メンバーからリーダークラスまで、
役割は経験に応じて少しずつ広がっていきます。
現場を回す側に留まるのか、
仕組みそのものを見直す側に進むのか。
その選択肢が、最初から閉じられていることはありません。

600超の店舗を展開する外食企業を支える“国内物流の司令塔”ポジション

日々の発注や在庫調整の積み重ねが、
全国の店舗の「当たり前」を支えている。
数字と現場の間に立ち、物流の流れを整える仕事です。

入出荷や庫内作業は、協業している3PL企業に委託している為、
本ポジションは実作業を担う立場ではなく、
作業の目的達成に向けた運営管理、改善の為の分析、関係各位との調整といった、
司令塔としての役割を担うポジションです。

日々の安定運用と、これからの再構築。
両方を同時に考える。

国内物流課は、そんな問いを大切に抱えながら、力強く前に進む組織です。
勤務地大阪府吹田市江坂町1
給与■想定年収360万円〜560万円

月給:24万円~36万円

■賞与:年2回
■昇給:年1回
■住宅手当:33,000円〜10,000円(地域により異なる)
■家族手当:扶養親族につき、最初の1人3000円、2人目以降1000円
勤務時間■就業時間
09:00〜18:00
■休憩
60分
■所定労働時間
08時間00分
経験・資格■応募に必須の条件①および②をお持ちの方
①excelの操作スキル
 ※簡単な関数(SUM VLOOK IF)レベル
②物流のご経験がある方
 ※輸配送、在庫管理、入出荷、輸出入…など何かしらの物流に係る領域で、
  実作業~事務~管理業務まで何かしらの職務に従事された方でしたら、
  職域分野を問わず応募歓迎します

■選考や採用時の待遇で歓迎されるスキルや経験
・在庫管理業務に携わったご経験のある方
・excelのピポッドが使える
・システムの利用経験がある方
 ※WMSやTMS、SAPなど管理システムやexcelでのデータ管理
待遇、福利厚生社会保険 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険

退職金制度
交通費支給
健康診断・人間ドッグ
■住宅手当:33,000円~10,000円(地域により異なる)
■家族手当:扶養親族につき、最初の1人3000円、2人目以降1000円
休日/休暇■年間休日 119日
■固定休日 土曜、日曜、祝日(完全週休2日制)
■その他休日
結婚休暇、忌引休暇、災害休暇、公務休暇等あり

有給休暇
■日数
入社直後:5日
入社半年経過:10日
最高:20日

企業情報

会社名社名非公開